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自分が受けたい医療、または家族に受けさせたい医療を目指します。
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先日2019年の赤ちゃんの出生数が発表されました。864,000人と昨年より54,000人減っているそうです。さらに統計を取り始めた約1900年から最小の数になったと書いてあります。死亡数は1,376,000人とこれは逆に今までの統計の中で最高の数になっています。その差は512,000人です。全国で500,000人の人がいなくなったということです。

日本の医療制度は2022年に向けて医療療養病床並びに介護療養病床を医療介護院に変更するかまたはその他のベッドに変更するかさらには放棄するかの選択を行わなければなりません。医療介護院になれば、その目的にあった施設の広さが必要となり、そのためには1病床を広げる必要があり、その結果、今までと同じ病床数を確保するのは難しく、およそ現有病床の7割位の病床まで減らす必要があるかと思います。
ただ医師の数は病院の3人から1人ヘ、看護師さんも正看護師中心から准看護師または介護士さんへとその資格要件は緩和されます。延岡でもそちらに移る病院が出てくることが確実です。人口減少問題は確実に私たちの生活に大きな影響を及ぼしてくると思います。

実際2000年の延岡市の人口は139,000、2019年は118,000人と20年間で20,000人の人口減少を見ています。つまり、およそ1年で1000人の人口が減っています。これが今後さらに加速しながら、人口が減っていくとするなら、今ある数の病院は必要なくなるでしょう。よって、今後の病院運営にはより細やかな患者のニーズに応えつつ、さらに質の高い医療が提供できるコンパクトな病院が求められるようになるでしょう。さらに病院に介護領域の施設があれば、尚良いでしょう。それは救急に占める患者さんの割合を見れば、救急患者に占める高齢者の割合が増えていることがその理由です。
たとえ急性期を乗り越えても、すぐに社会復帰を果たすのは難しいからです。同時に核家族化が進み、自宅で見ようにも、自分たちの生活を支えるために共働きの夫婦が一般的でとても障害のある高齢者を自宅介護するゆとりが無い家庭がほとんどでしょう。それが現状です。そこを考えるとこれからの医療施設は医療介護両方を併せ持つ、さらに訪問型のサービスも必要になってくると思います。まずはニーズがあれば断らないと言う姿勢が大切だと思います。

世界で初めて高度な少子高齢化が現実になっている日本の中で、特にその症状は地方に強く現れます。延岡はその最も顕著な場所と言って良いと思います。その中で私たちのできることを、しっかり高めつつ、地域の皆さんのお役に立てる、変化進化可視化していく施設づくりは、回り回って自分自身の人生や生活を守るためにも必要な覚悟だと思います。みんなで力を合わせて、新しいこの令和の時代を乗り越えていきましょう。
医療法人久康会 平田東九州病院
理事長 平田 耕太郎
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