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理事長ブログ

回復期リハビリテーションの重要性

2019-06-25
9F屋上から見た景色
回復期リハビリテーションの重要性が高まってきています。高齢化社会がますます進み、年配の方が多い社会になってきますとどうしても介護が必要になる方が増えてきます。
少しでも自立した生活が自分の住み慣れた場所で出来るよう支援していくのが回復期リハビリテーションです。
まさに地域包括ケアの中心的なメニューと言えます。
その中にあって回復期リハビリ病棟創設期からもうかれこれ20年弱の時間がたちます。
創設されたころにくらべかなり医療の方の工夫がされるようになってきて、回復期リハビリテーションもその形を進化させています。
人間の生活自立度を数値化するために、FIMと言う指標を用いてその人の生活の自立を評価しています。
更にどのようなリハビリを行えば、そのFIMの改善がみられるのか?
現在、私たちの病院では出来る日常生活としている日常生活というのを、「出来る」をセラピストが「している」を看護師がほぼ2~3日に1回評価をし、訓練ではできているのに日常生活ではしていない、生活をどうしたらより高められるのか数値化したその日常生活能力を自動的に分析し、より「出来る」ことと「している」ことの差が大きい患者さんに対していろいろな道具を使い「出来るADL」に「しているADL」を近づける工夫を行っています。
まだまだその道は途中でありますが何とか少しでも患者さんたちの日常生活の自立度を上げ在宅に還り、自分自身で生活出来るように支援していけるよう回復期リハビリテーションを発展させたいものです。
皆さんのご支援をよろしくお願いします。
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