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理事長ブログ

親父の卒寿

2019-08-16
お盆休みの中日の8/12は
当院の会長で私の父親の平田実の
90歳の誕生日でした。
齢(よわい)90。卒寿です。
私ももう少しで62になります。
62のこの年まで父が元気でいてくれることに
本当に感謝しています。
父がこの年まで元気で過ごせているのは
一重に常に父を気にかけてくれている
父が施設長の老健のキャストを始めとする
久康会の皆のおかげです。
本当にありがとう。
 
父の卒寿を祝おうと8/9の金曜日に
「卒寿祝いの会」を開催しました。
久康会のOB、地元土々呂の古くからの
お付き合いのある方々、久康会で
父とずっと一緒に仕事をしている
勤続年数の長いキャストなど
総勢26人での会です。
時間通りに会場にやってきた父は
昔と比べてもともと細かった身体が
また細くなっていて見た目は大丈夫か?
と思うくらいなのですが本人は至って元気。
挨拶の時も
「まだまだあと20年は元気でいますから
皆さん見捨てないでね」と
会場の笑いを誘っていました。
ケーキのろうそくも一気に吹き消し
終始、笑顔の父を隣で見ていて
父が元気でいてくれること、
皆が父に本当に優しく接してくれることに
胸がいっぱいになり不覚にも涙が出てきそうになり
慌ててごまかしたりしていました。
皆、父の楽しませよう、喜ばせようと
色々趣向を凝らした出し物一杯で
会場は爆笑の渦。
キャストのダンスやOBの寸劇?で
会場が盛り上がってきたところで
いよいよ、私と父と土々呂の有志で
「水戸黄門」の始まり始まり~
OBからされるがままに黄門様の格好に変身する父。
恐いくらいに似合ってます(笑)
私は「平田東九州病院之守」の役で出演。
有志の皆様は各々、助さん、恪さん、お銀や
その他に扮して大熱演。
父は椅子に座ってずっとにこにこ。
以前の父からは想像もつかない光景です。
何かあるとすぐに額に青筋立てて
怒鳴っていた父のイメージが強すぎるのです。
それでも昔を知っているOBからは
「私達にとって会長先生は実先生じゃなくて
若先生なんです。だから若先生と呼びます」と言われ
若先生~~の黄色い声援。
長い間、久康会で頑張ってくれて
引退してもこうして父を慕ってくれる人が
こんなにもいてくれることは本当にありがたいし、
自分もここまで頑張ってきた甲斐があるというものです。
踊りや司会、この場を盛り上げてくれている
現キャストも勤続年数が20年以上の人ばかりで
本当に感謝しかありません。
父も私も素晴らしい人たちに恵まれて
平田の人間は本当に幸せだとしみじみ思います。
終盤に父と「とんぼ」をデュエットで歌いました。
いつまで一緒に歌えるのかなと思いつつ
こうやって父と一緒に過ごせる時間を大切に
来年も、できればこの先ずっと何回でも
父の誕生日を皆で祝うことができればいいなと・・・
皆、本当にありがとう。
これからも父や私を見守ってください。
私も皆さんをずっと見守って大切にします。
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