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理事長ブログ

音楽の秋

2019-11-01
音楽の秋
 
先日「チェコフィルハーモニー交響楽団」の
演奏を聴きに熊本へ行ってきました。
 
15時前に仕事を上がらせてもらって
熊本へ。
大分とは違って熊本は高速道路が宮崎側の北方までしか
開通していないので結構時間がかかります。
 
それでも熊本地震の復興作業も順調のようで
今まで通れなかった道も開通しており
思ったより早く熊本に着きました。
 
開演は19時。
始まりました。バイオリンとチェロが前面にズラリ。
圧巻です。
 
演奏はスメタナ作曲の「我が祖国」
チェコの歴史は常に他国に占領支配され
スラブ民族の苦難の歴史は
ミュシャの絵画にもあるように
辛く厳しいものでした。
それでも今は「チェコ」として独立し
新しい時代を築いています。
 
今回は「我が祖国」のフルバージョン!
2曲目の「モルダウ」は日本でも有名で
知っている方も多いと思いますが
交響曲のそれ以外の楽章はあまり聴く機会が
ないので僕も初めて聴きます。
 
いやぁ、、、、凄かった。
やはりチェコの楽団が奏でる「モルダウ」は
今まで聴いていたモルダウとは全く違っていて
心が震える。。そんな感じです。
おもわず目頭が熱くなってチェコの歴史に
想いを馳せてみたり。。
10/29の前日はチェコの独立記念日で
余計に力が入ったのではと思います。
 
演奏はとにかく迫力満点。
自国の作曲家の交響曲を他国で
演奏する。。。演奏者冥利に尽きるかと。。
とにかく素晴らしいの一言。
1時間半の演奏はあっという間で
感動を胸にいざ帰宅。
 
帰り道はナビが山道に案内?してくれたみたいで
かなりくねくね道。
でもまぁ、そのほうが対向車も後続車もなくて
気楽に運転出来た気がします。
 
それにしても「モルダウ」は良かった。
当院の院歌にしたいくらい(笑)
「モルダウ」を聴いていると
虐げられても祖国を愛し、前を向いて
頑張っているチェコの国民の姿が浮かんできます。
 
リハビリの時にどうかな?
んー、あまり自分の趣味を前面に出すのは
やっぱりNGかな(笑)
 
哀愁のメロディからの立ち上がろうとする
激しいメロディ。
 
秋にはぴったりの曲だと思います。
 
秋の夜長、ワイン片手に
「モルダウ」に耽るのも一興かと。
 
あ、でも僕はワインも好きだけど
やっぱり日本酒。
「モルダウ」より「雪国」ですね。
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