超高齢単身女性増の時代に。
2021-03-17
先日、新しい施設の入札を行いました。
残念ながら金額が折り合わず
再検討となりました。
これから来る
「超高齢単身女性増時代」を迎えるに当たり
時代に合った設備を整える計画です。
いま日本は90歳以上が200万人を超え
更に今後増えていきます。
100歳以上の高齢者に関しては
9割が女性で
世の中は「超高齢者単身女性増時代」が
確実に来ていることは間違いありません。
それを支える人材はどうでしょう?
2020年の統計で出生数が87万人と
将来を担う若い人が年々減少しています。
第1次ベビーブームは
出生数が年間270万人だったと事を考えると
次の時代は一体どうなってしまうのだろう。
そう思うと
今後労働力不足が深刻化していくことが想像できます。
今後ますます効率化、自動化、ロボット化を
進めていく必要があります。
特に施設は女性の生活様式に合った
居室、浴室、脱衣室、トイレなどの
工夫が大切であり、
設計には是非とも女性の視点が必要です。
当院は新しい施設を作るための
設計会議を何度も開き
その都度、ナースやリハスタッフ、後方支援の
女性スタッフの意見を多く取り入れています。
女性、特に日本の女性の活躍の場は
他の先進国に比べても狭く、
これからの時代は
もっと活躍の場を求めている女性を
登用していかなければなりません。
世の女性の皆さん!
今こそ進んで活躍の場を勝ち取っていきましょう。