ボーナスについて
2021-06-07
今年も夏のボーナスの時期が来ました。
私達の賞与は6月と12月の10日と定めて
支給しています。
30年前、私が延岡に帰ってきたときの賞与は
支給時期も支給比率も
その時に院長が決めるという方式でした。
なぜ、支給日や比率を決めないのかを問うと
当時の利息は高く
1日でも銀行に置いていた方が
利益になるという話でした。
また診療報酬の振り込みが
20日過ぎてからであるため、
その現金を確保してから
支給をするという話でした。
職員の立場になって考えると
支給日や支給比率がわからないと
ローンなどの返済計画も立てられません。
少しでも職員のやる気を上げるために
給与の管理を自分に任せてもらうよう
進言したところ、直ぐに任せてくれました。
すぐに支給日の固定化と
支給比率の開示をし
当時の職員には大いに喜ばれたことを覚えています。
あれから27年。
その約束を1度も違えたことがないことが
管理者としてのささやかな誇りです。